
バナナが6本並んでいます。
これはフローラハンターズ男子の実験ですが
このような写真は、よく小学生の自由研究で目にします。
実はフローラハンターズとかっこつけて名乗っていますが
やっていることはそんなに小学生とは変わらないんです。
彼の目的はバナナが熟すスピードを抑えること。
つまり長持ちさせるのが目的です。
6つの試験区を作って温湿度などを測定しながら観察してきましたが
明らかに無処理である左端のバナナが黒ずんでいるのがわかります。
残りの5つが彼の考えた鮮度保持技術で保存したものですが
よく見ると違いはあるものの、概ね黒ずみを防いでいます。
この後、重量測定なども行うそうですが、まずまずの結果のようです。
さてこのバナナの黒ずみ、正式にはシュガースポットといいます。
熟したので甘くなりましたというサインなので
決して困ったことではないのですが、
見栄えが悪くなるため気にする人も多いようです。
彼はこのバナナだけでなく、この後もさまざまな食品で試す予定。
選択基準は常温保存する野菜や果物。
そういえば南部町特産のサクランボもリストにあがっていました。
鮮度変化の実験とはいえ、なんだかもったいないですね。