
先週のある晴れた日、チームの本拠地である馴化温室に付属した駐車場に
たくさんのプランターが並びました。
どうやら花植えの季節になったため、準備をしているようです。
面白いのは洗ったプランターをきれいに並べた風景。
赤茶色のレンガと真っ白のプランターが
なんともいえないオシャレなコントラストを作り出しています。
またプランターの横には、名農お馴染みの「緑育心」というステッカーが貼られています。
これは緑化活動が認められ内閣総理大臣賞、そして県褒賞を受賞した頃にできたスローガンで
「緑は心を育てる」という意味です。
最近、「緑は心を育て、心は緑を育てる」と解釈したり
名農の第2の校訓だと紹介することがよくありますが
できた当時は第2の校訓はもちろん、このような言葉の解釈はありませんでした。
「緑は心を育てる」だけでした。つまりこれらは後付けされたものです。
しかし名農生の心に深く刻まれている言葉であるのは間違いありません。
さて「緑育心」ができた頃、農業クラブが生徒から募集した緑化スローガンがありました。
それが「みんなの心に緑の風を」。オリジナルは「みんなの心に緑の風を吹き込もう」でしたが
こちらで「吹き込もう」を省いて活動スローガンとしました。
確か「緑育心」以上に校内で使われていたのを記憶しています。
環境緑化日本一を記念してできたのが「学校環境緑化の日」。
全校生徒、職員からスローガンやポスターを毎年募集して表彰したり
有名人を招いて講演会を開くなど学校あげて盛り上がったものです。
植樹も数年間しました。今もある東側斜面のツツジがそうです。
その原動力となったのが園芸科学科と農業クラブ。
園芸科学科はまもなく閉科となりますが、緑と花に親しむ校風は後世に残したいもの。
5月30日、今日は学校環境緑化の日です。