
薬草のミスト栽培に挑戦しているフローラハンターズ。
長年チャレンジしては辛酸をなめてきた先輩の志を引き継ぎ
先日、とうとう自作のミスト栽培装置が動き始めました。
装置は大きなポリのコンテナ。植え付け部分から
本体周囲は温室の暑さから守るためにシルバーシートが貼られ
まるで人工衛星のような姿。
したがって外からは中の様子は確認できません。
でもコンテナなので簡単に蓋が開きます。
ご覧ください。中はもうもうとした煙のような霧が充満。
まるで空の雲を閉じ込めたように箱の中に漂っています。
先日初めてこの装置を見たJr.は、てっきり中に
ドライアイスが入っていると思ったと驚いていました。
上には植物たちの根も見えています。
面白いことに容器の中に手を入れてもダラダラと濡れることはありません。
ドライミストの湿気を感じるだけ。本当に不思議です。
さて超音波振動子は水がなくなり、空焚き状態になるとすぐ壊れます。
したがって水位の確認は数日おきにチェックする必要があります。
しかし霧が逃げ出さないよう蓋が密閉されているため、
霧はまた水に戻り、そう簡単には蒸発しないと考えています。
これから初夏となり気温が上がってきます。
装置はもちろん、箱を外から冷やす水冷システムの
メインテナンスに気が抜けない毎日が続きそうです。