
ご覧ください。棚にずらりと並んでいる12個の水槽。
水がたった1リットルしか入らない小さなタイプです。
実はこれは熱帯魚のベタを飼育するための水槽で
昨年、世界チャンプになった先輩のトレジャーハンターズが
三和土の耐久性を調査するために15個購入したものです。
面白いことに彼らの先輩であるチームフローラフォトニクスが
世界準グランプリを受賞した研究を進める際も
やはり60cmの水槽を40個以上購入しました。
こんなに水槽買ってどうするのといわれそうですが
60cm水槽は実験が終わった秋に中古品として
文化祭で安く叩き売り。今後の活動費にあてました。
ところが昨年はコロナの感染拡大で文化祭は一般公開なし。
そのためベタ用の小型水槽は販売されることなく倉庫に眠っていたのです。
すると環境班3代目のフローラハンターズのあるメンバーが、
偶然ながらまた水槽を使う実験を計画。
文化祭で販売できなかったことが、今はありがたいと感じます。
さて棚の小型水槽に入っているのは先輩同様、三和土のサンプル。
しかし浸漬したにもかかわらず、ほとんど崩れていません。
これは昨年先輩が浸漬しても崩れない配合比を見出したから。
研究目的が違うため、配合するものが少し変更されていますが
先輩のデータを受け継いでいるので最初から強い三和土を作れるのです。
これもすべて先輩のおかげ。感謝感謝のフローラハンターズです。