第1農場の果樹園です。
ビニールハウスの骨組みが見えますが、これはサクランボ。
収穫時、雨が降ると果実が水分をたっぷり吸収して割れてしまうので
それを防ぐためにビニールの屋根をかけるためです。
サクランボの木を丸ごと覆ってしまうため、とても背が高いのが特徴。
骨組みに登って作業するのですが、高所恐怖症じゃなくても足がすくみそうです。
さてこの果樹園、まもなく息を飲む絶景に変わります。
それは果樹たちの開花。リンゴもナシもサクランボも桜と同じバラ科植物。
たくさんの樹木が整然と並んでいるので、桜に負けない見事な風景を作り出すのです。
桜と違うのは花見客がいないところ。眺められるのは人工受粉に追われる農家だけ。
本当にもったいない話です。
さて今年のリンゴの開花はいつ頃でしょう。
リンゴ産地青森県ではちゃんと開花予報が出ます。
それによると2021年の品種ふじの開花は5月4日。まさにGWです。
しかしこれは気温が大幅に上下しなかった場合の話。
もし2度高かったら4月29日、2度低かったら5月12日と2週間も違います。
気温によって農作業の予定が大きく変わってくる開花。
決戦のGWが近づいています。