
ある日の課題研究。前回全部で10個の水槽に水を入れ
きれいに並べたある女子メンバー。
この日は水槽に液肥を入れることになりました。
昨年は高濃度の養液で実験し、まずまずの手応えを得たので
今度は一般的な濃度の養液で仕上げの実験というわけです。
手のあいた他の女子メンバーと2人で取り組み、無事完了。
ひと安心していましたがやることはまだまだあります。
水槽全体をアルミホイルで遮光しなければならないのです。
実は昨年もハンターズJr.としてこの研究に取り組んだ彼女たち。
遮光の仕方ぐらい覚えているだろうと思っていたら、こちらの勘違い。
なんと水槽の遮光は世界グランプリを受賞した
トレジャーハンターズたちがやってくれたので彼女たちは初めてだったのです。
そこでやり方を教え、2人で取り組み始めましたが
思ったより手間取っており、まだ2つしか終えていません。
時計は授業が25分後に終わることを告げています。
これはまずいと思ったのでまさにたった今、自分たちの準備を終えた
他のメンバー4名にも応援を依頼。とはいってもみんな初めての作業。
やはり戸惑っています。残り1つ残った時点でもう3分少々しかありません。
カラータイマーは点滅。タイムリミットが迫っています。
とうとう放課後作業かとあきらめかけた時、「終了」の声。
なんと授業終了のチャイムがなる寸前に滑り込みました。
1週間にたった4時間しかない限られた活動時間内で
その日の任務を完了させるのは至難の技。
常に先々を考えて先手先手で行動しなければいけません。
毎回時間との戦い。疲れます。