
課題研究での様子。
この日はたくさんの実験準備が予定されていましたが
メンバー同士が協力し合いながら進めたことで、予定時間を30分残して終了。
そこで懸案となっていたユニフォームのデザインについて話し合いました。
概ね決まっているのですが、問題はユニフォームとなるTシャツの色。
彼らにとっては初めての研究活動です。楽しんでもらうのが一番なので
それぞれ好きな色を着ていいんだよと柔軟に提案しましたが
なぜかみんなお揃いにしたいといいます。
とはいってもみんなの好みはバラバラ。議論は白熱します。
「会議は踊る」という歴史的映画の名作があります。
この有名なタイトルは、ウィーンで行われた国際会議に出席した各国首脳が
会議そっちのけで舞踏会にうつつを抜かした様を現した言葉で、
正しくは「会議は踊る、されど進まず」。
この日のフローラハンターズのミーティングは踊ってなんかいませんが
白熱してなかなか結論が出ません。
しかし最終的には男子の意見に女子が合意して濃紺で決定。
一見、男子がイニシアチブを握ったように見えますが
Tシャツに描かれるイラストや英文メッセージはすべて女子のアイデア。
男子をたててやる気を出させ、肝心なところは女子が握る。
いつの年も女子のたくましさには感心します。
さて映画「会議は踊る」はクライマックスの長い移動撮影が圧巻だといわれます。
移動撮影とはカメラを乗せた台車をレールで動かしながら撮るおなじみの技術。
コロナ禍の今、古い映画をじっくり見直すのもいいかもしれません。