フローラハンターズの男子メンバーが何やら工作しています。
彼の研究テーマは水耕栽培。水耕栽培を学習の中核に置く
環境システム科にぴったりのテーマです。
とはいっても普通の水耕栽培は他の研究班も行っているので
ユニークさを追求するハンターズはひとひねりする必要があります。
そこで彼が取り組んでいるのはミスト栽培。
根を養液に浸す一般的な水耕栽培や
根に養液を吹きかけるエアロポニック栽培法ではなく
根圏全体を細かい霧、つまりミストで包み込むようにして
栽培するユニークなアイデアです。
よく都会の夏のイベントで微細な霧を発生させては蒸発させ
気化熱で周辺の気温を下げるという装置を設置しています。
霧に触れてもびしょ濡れにならないことから、
これをドライミスト呼んでいますが
これを使って栽培しようという研究です。
もちろんそんな装置など売っていません。
だから自作しているんです。
でもなぜそんな面倒なことをするのでしょう。
それでは理由を説明します。