
雪がすっかり溶けました。
すると雪の中からいろいろなものが顔を出してきます。
まず真っ先に目に入ってきたのはリンゴンベリー。
ブルーベリー同様、寒い地域に自生する植物なので、今年も冬もへっちゃら。
気のせいかこの2年間でひとまわり大きくなっています。
とはいっても草丈が伸びているのではなく、株が幅広くなってくる感じ。
よく見ると植えた場所から10cmぐらい離れた地面から新しい枝が出ています。
リンゴンベリーは横に横に地下茎を伸ばして増えていくタイプ。
だからなんとなく幅が広くなったように見えるんですね。
さてリンゴンベリーの和名はコケモモ。
コケモモにもいろいろな種類があるようで、蔓性のものは
ツルコケモモといいます。あまり聞いたことがない名前ですが
英名ではみなさんご存知のクランベリーといいます。
リンゴンベリーよりは名が知られているはずです。
どちらもブルーベリー同様、酸性土壌が大好きな低木ですが
クランベリーは湿地に生息するぐらい水が大好き。
水切すると枯れてしまうので、育て方はずいぶん違うようです。
ただいずれも機能性が高くて甘酸っぱい美味しいジャムになります。
水大賞で渡航したストックホルムでは毎日食卓に並んだリンゴンベリージャム。
ハンターズにも食べてもらいたかった。
でも今はインターネットやIKEAのお店で簡単に手に入るそうです。
食べたことがない方は、ぜひ挑戦してみてください。