
広告を兼ねて昔から年末に配られる企業のカレンダー。
大きな写真が目を引くものや予定を書き込めるものなど様々あり楽しませてくれます。
しかし不景気になると、真っ先に切られるのがこの手の予算。
やはり今年はいつもより少ないような気がします。
これは名農の廊下に張り出されているカレンダー。
鬼滅の刃の主役「竈門炭治郎」でお馴染みの緑と黒の「市松模様」が印象的です。
市松模様は和柄と呼ばれる日本の伝統模様で、古くは古墳の埴輪にも見ることができます。
しかし一躍有名になったのは、江戸時代の歌舞伎役者「佐野川市松」が袴の柄に用いたため。
名前をとって市松模様といいます。しかしその時は緑と黒ではなく白と紺だったそうです。
また斬新といえば新撰組の羽織。白い山型模様の袖が印象的ですか
こちらは「だんだら模様」といいます。色は浅葱色(薄い藍色)が定番です。
でもこの羽織。1枚も現存していないそうで、色合いなどは想像だそうです。
ただ、現在はデパートになっている大丸呉服店に発注したという史実は残っているようです。
どちらの模様もオシャレで斬新なデザインには関心させられます。
さてこのオシャレなカレンダーは名農のすぐ向かいのチェリー保育園の園児たちが作ったもの。
サクランボの産地だけあって名前だけじゃなく、
赤いサクランボをモチーフにした屋根なので遠くからでもすぐわかります。
名農の園芸科学科では毎年、保育園の花壇に花を植えています。
そんなこともあって、いつも可愛い手作りのカレンダーをいただいています。
それにしてももう3月。めくりましょう。
明日から彼岸です。