
土肥実験室の棚にハンターズがこの2年間で使った
実験器具などが収納されています。しかしかなりの量。
そこで棚に収まらなかったものはダンボール箱に入れて整理をしています。
ところがある一部の棚だけ妙なものが放置されています。
ご覧ください。きれいな三角錐です。いったい何に使うのでしょう。
これらはすべてハンターズが余った材料で作ったコンクリートの試作品。
ユニークな形の作品の他に、夜になると発光するコンクリート、
日光を浴びると着色してくるコンクリートなど興味深い機能性を持つものばかり。
光を浴びると殺風景なビルの壁に絵が浮かび上がったり、
夜間に避難経路やソーシャルディスタンスを示すサインに
ならないかというのが彼らのアイデア。
また中には三和土と違ってコンクリートはきれいな肌のため、着色して
置物やインテリアにしようとチャレンジしたプロトタイプもあります。
しかし共通点は、残念ながらみんな作りかけ。
ちゃんと仕上がる前に取材に追われ、途中で放置されたままなのです。
たくさんあるやりかけのハンターズの宿題。
魅力を感じて再びチャレンジするかどうかは、
次なる環境班第3世代の感性に委ねたいと思います。
さて明日は高校入試の準備。今後は入試、採点業務が続き
在校生はしばし自宅での勉強となります。