
昨日は卒業式。途上国の水問題の解決に貢献しようと
研究活動をしてきたトレジャーハンターズも無事旅立ったようです。
ご存知の通り、そもそもハンターズは男子4名女子1名の研究班でした。
国際大会であるストックホルム青少年水大賞の決勝審査が始まる直前まで
この5名で活動してきましたが、事情により女子メンバーが転校。
したがって決勝は男子ばかりで挑むことになりました。
振り返ると、地道な水質分析など彼女の貢献は大きく
もし彼女がいなければ日本代表も世界グランプリもあり得なかったと思います。
実際、土壌流出抑制実験で用いた三和土の集水ウイングは
彼女が製作したもの。丁寧な仕事で誰よりも優れたモデルを作ってくれました。
そんな彼女なので転校後も何かと連絡を取り合いっていました。
グランプリ受賞も真っ先に報告し、ともに喜びを分かち合いました。
そんな彼女がまもなく卒業式を迎えるハンターズを訪ねて来校してくれました。
転校当時は体調不良で元気がなかったのですが、今はすっかり復調。
卒業も大学進学も決まり、ハンターズと同じように春から新たなスタートを切るようです。
大会報告書、完成した卒業アルバム。さらに男子からのメッセージも渡し
最後はみんなで記念写真となりました。もちろん中心は彼女。
一番見て欲しかった彼女にブルークリスタルを2本も持ってもらいました。
今までたくさんのマスコミに取り上げてもらいましたが、写真もインタビューも4名。
でもメンバーみんな心の中では、本当は5名で成し遂げたものなんだと思っていたので
どうもしっくりしない感じがずっとしていました。
しかし宝探しの旅の最後の最後に、偶然にも全メンバーが集結してグランプリを祝えた。
これは女神フローラの計らいなのか、まるで映画のようなハッピーエンド。
これにて物語も完結です。さてハンターズの冒険の旅はいかがだったでしょうか。
続編があるかどうかはわかりませんが、今後ともご支援お願いいたします。