
今年で結成13年目を迎える研究班。
フローラ、ハンターズと愛称を変えながら時代の波に飲み込まれずに
独自のスタイルで活動を続けています。
先日の卒業式でもオリジナル卒業アルバムやメッセージを届けるという
伝統行事は後輩のJr.によって滞りなく執り行われました。
そんな研究班のもうひとつの伝統がお祝いのハガキを
卒業式当日に感謝を込めて各メンバーの家に届けること。
おそらく今回も無事配達され、晴れの門出に花を添えたと思います。
さてハガキの図柄は結成時の2009年からいつも同じ。
紅白のリンゴの写真です。2009年、研究班にはフローラと
アップルガールズという2つのチームがありました。
当時はまだ2年生だったフローラよりも、3年生の姉貴分である
アップルガールズの方が「白いリンゴ」を開発したこともあり
マスコミやテレビ番組から引っ張りだこ。まさに人気タレントでした。
そんな彼女たちが白いリンゴで提案したのは、一歩踏み出す勇気のススメ。
SNSが当たり前になった世の中だからこそ、
祝福や感謝の気持ちを届ける際は、直接目を見て伝えて欲しい。
白いリンゴは、対面がちょっと照れちゃう人たちをそっと後押しするアイテム。
花束、ケーキのように気軽に使ってもらいたいという
いかにも女子高生のメッセージが共感を呼びました。
彼女たちが名付けた名称は白いリンゴではなく「メッセージアップル」。
キャッチフレーズは「想いを届けるアイデアと技術」。
これらの言葉からも彼女たちがどんな思いで開発したのかがわかります。
卒業式当日に届けるこの紅白リンゴの祝福ハガキは彼女たちの提案を受けたもの。
先輩に感謝を届けるために、開発当事者である研究班は今もなお続けています。