地元新聞社から取材を受けているハンターズです。
いまさらもう新ネタなどないのですが、いったいなぜでしょう。
実は3月に入るとすぐ高校入試が始まります。
そして3月中旬には合格発表。中学生に春がきます。
すると新聞各紙は来年度からの高校生活を始める人たちを応援するために
いろいろ活躍している高校生を紹介します。
なんとそのトップにトレジャーハンターズが選ばれたのです。
先日、いらっしゃった記者さんとカメラマンさんは
過去の記事を持参してこれから撮影するイメージを伝えてくれましたが
それを見てびっくり。なんと2013年頃の新聞だと思うのですが
トップページが懐かしのフローラだったのです。
それもフローラ史上最も少ない女子4名の時代。すっかり忘れていました。
前年2012年のフローラは初めてストックホルムに行った強者ばかり。
また彼女たちのひとつ後輩の2014年フローラは園芸科学科としては最後のチームとして
アジア国立公園会議に招かれ英語で発表したり、バイオエンジンタイプ1を開発し、
毎日地球環境賞の大賞を受賞するなど、ものすごい活躍をして脚光を浴びました。
2013年の彼女たちだって全国でも活躍しましたが、先輩や後輩に比べると
ビッグタイトルがないため、なかなか脚光を浴びなかった不遇の代でした。
それでも地元新聞社は彼女たちの活動を評価。新聞にはそんな彼女たち4名が
笑顔でサクラソウの代わりにプリムラを管理している様子が写っていました。
彼女たちの功績は、サンパチェンスの能力に目をつけたこと。
のちに評価される水質浄化や空気浄化研究につながる予備実験をしたのです。
つまり、ここ数年の環境班の大活躍は、当時スポットライトが当たらなかった
彼女たちが拓いた道の先の出来事なのです。
栄冠の影には必ず人知れず努力した人たちがいます。
久しぶりにそんな彼女たちの笑顔に会えました。
さて新聞が発行される時は、すでにハンターズは卒業していません。
いったいどんなメッセージを残していったのでしょうか。
今日は待ちに待った卒業式。コロナのため在校生なしで行われます。