
どの高校でも年度末にいろいろな発行物を作ります。
名農も生徒会誌やPTA新聞、農業クラブ機関誌などたくさん作りますが
その中のひとつがこの「名農広報」。
学校が3月1日の卒業式に合わせて毎年発行する新聞です。
今年の新聞のゲラがあがってきましたが、
ご覧のようにトレジャーハンターズの世界グランプリがトップ記事です。
確かこの数年間、面白いことにトップはすべて研究活動。
それだけ名農が研究活動で活躍しているということになります。
おそらくこれが最後の校正。2月下旬には印刷された新聞が届くはずです。
さていつも気になるのですが、掲載されない空白の1ヶ月があるのです。
新聞のネタになるのはいつも新年度の4月から始まり、
3月1日の卒業式に発行するので頑張っても2月中旬まで。
つまり3月の記事は一切新聞には掲載されません。
それどころか学校の沿革にも記録されない場合がよくあります。
たかが1ヶ月、されど1ヶ月。空白期間も名農生は活躍しているのです。
特に2020年の3月はハンターズが内閣総理大臣賞と日本水環境学会から
最優秀賞をいただいています。これが名農の歴史に刻まれないのは
あまりにも悲しので今回はお願いして、なんとか遡って記録してもらいました。
昔プロ野球に「空白の1日」という事件がありましたが
学校でも存在しながら存在しない不思議な時が発生することがあります。