
缶ジュースのような筒がたくさん並んでいます。
これはハンターズが三和土の強度試験のための供試体を作るのに用いたモールド(型枠)です。
そもそもコンクリート用のものですが、ハンターズはこの筒の中に
三和土を詰め込んでは何本も固化させました。
モールドは金属製、プラスチック製などいろいろなものがありますが
中から三和土を取り出す時は壊してしまうので、一番安い紙製を購入しました。
とはいっても需要が限られているためか1セット40〜60本入りで2万円弱と高額。
これには驚きました。しかしハンターズが製作する供試体は100種類を超えます。
したがってモールドは2回目から100円均一ショップの紙コップになっていました。
何をやるにしても初めてのことばかり。決められた期間内で実験を終えるためには
なるべく失敗はしたくない。そんなことから最初は少し高くても既製品を選びましたが
やっていくうちにいろいろ学習して安価な代替品にたどり着いたというわけです。
現在、大量のモールドの廃棄作業をしていますが、紙と金属部分を分けるのに
思ったよりも手間がかかっています。
廃棄を考えると全部金属、全部プラスチックの方が楽だったかもしれません。
さて卒業まで秒読みに入ったハンターズにまたまた歓談の依頼が来ました。
どこかと思ったらびっくり。ヨルダン大使館です。
グランプリのお祝いということですが、雨の少ないヨルダン。
ハンターズのアイデアが活かせれば嬉しいと思います。
たいへん名誉なお話。予定は明日月曜日なので
資料を準備し失礼のないよう対応したいと思います。