
現在、名久井農業高校では来年度にむけた準備が着々と進んでいます。
先日は、1年生に対して来年度の課題研究班の希望をとったようです。
実は昨年も一昨年も環境システム科の調査用紙には
残念ながら環境班という選択肢はありませんでした。
なぜなら一昨年はフローラが解散したためもう環境班はなくなると上層部が判断したから。
しかし今までのフローラの活動が認められて存続が急遽決定。まさに青天の霹靂です。
その影響で、すでに入る班が他に内定していたにもかかわらず
無理やり環境班に集められたのが現在のトレジャーハンターズです。
そして昨年も同じ理由。トレジャーハンターズは2年間の期間限定チームなので
彼らが卒業したら解散。そのため後輩を募集する必要はないというのが理由です。
このルールからいくと、まもなくハンターズが卒業するので
名農から環境を研究するチームが2021年度は消滅する予定でした。
ところがなんと今年の1年生の希望調査用紙には環境班の名前があるではありませんか。
ただし、かつてのように単独で店を構えることはできず、
養液研究班の傘下という位置付け。でも辛うじて名前が残っています。
長年積み重ねた環境研究の財産が引き継げそうで、まずはひと安心です。
しかしまだ第一関門を突破したすぎません。
なぜなら、せっかく募集しても希望者がゼロなら
お上によってお取りつぶしされるかもしれないからです。
皆さんは先輩が大活躍したから、希望者が増えると思われるかもしれませんが
意外とその逆の方が多いのです。環境班に入ると大変そうだなと思うのか
志の高い人は来てくれますが、希望者数としてはいつも減ってしまうのです。
お笑い界では第七世代がブームですが、
フローラ、トレジャーハンターズに続く環境研究第三世代が誕生するには
もうひとつハードルを越さなければなりません。
答えは女神フローラのみぞ知る。朗報を待ちたいと思います。