
現在、雪の中の名久井農業高校ですが
先日、農場で冬季剪定の講習会が開催されたようで
徐々に春に向かって動き出しているようです。
おそらく5月に販売される野菜苗の育苗もスタートしていると思われます。
さて青森県の中でも小規模校農業高校の名農ですが、校地面積は約23万㎡もあります。
よく東京ドーム○個分という表現をしますが、それを適応すると約5個分。
お隣の大規模校である三本木農業高校の校地面積は
東京ドーム11個といいますから、その約半分の大きさと考えることができます。
しかし生徒数は三農の3分の1しかありません。
では名農生一人に割り当てられる農地面積はどれぐらいでしょう。
名農の農地は東京ドーム3個分である約14万㎡。
定員数で計算してみるとなんと名農生一人当たり150坪にもなります。
150坪といったら300畳の超巨大ワンルーム。
一般的な25mプールの1.5倍の面積という垂涎の物件なのです。
もちろん農道や森林なども入っての面積ですが、普通高校ではありえないこと。
つい大規模校に目が行きますが、小規模校にはこんな掘り出物件があるのです。
なんて贅沢なことでしょう。あらためて名農の恵まれた環境に驚きます。
広い緑のキャンパス。春になったらどんな夢を描こうか。
コタツでミカンならぬリンゴを食べながら、計画を練ってみましょう。