これはかつてフローラが育てていたクリスマスローズ。
なんと撮影されたのは2010年。東日本大震災の前でした。
正真正銘のクリスマスローズは純白で12月に開花する種類なのでこれは別物。
オリエンタリス、通称レテンローズと呼ばれるものです。
この種は花色が白ばかりじゃなく、赤や黄色、中には緑や黒もありなかなかきれい。
またこの花のように、そばかすのような赤い斑点がたくさんあるものも多く
さらに華やかにしています。もっとマニアックな原種もありますが、
おそらく市場に出回っている多くは、この種類ではないでしょうか。
さてレンテンローズは温室栽培され、ちょうど今が見頃。
花屋さんやホームセンターに行くと鉢植えを買えるはずです。
もちろんインターネットではいろいろな姿の花を選ぶことができます。
10数年前の大ブームではひと鉢数万円。それでも飛ぶように売れました。
しかし今はブームも去り安いのは1000円程度、高くても3000円ぐらいで手に入ります。
かつてフローラはこの時期、ぜひ受験生は購入してくださいとPRしていました。
なぜならクリスマスローズの花は花弁のように見えますが、実はガク片。
したがって1ヶ月経っても散ることはありません。
「散らない花」これは受験生にぴったりの縁起物なのです。
またバレンタインデーにもおすすめ。。チョコをあげる日ですが
クリスマスローズにチョコを添えて差し上げるのも素敵ではないでしょうか。
チョコはすぐなくなりますが、クリスマスローズは毎年花をつけます。
管理は簡単。見頃がおわたら、夏は日陰、冬は日の当たる場所。
つまり落葉樹の木の下に植えてください。
開花は露地植えなのでちょっと遅れて春になると思いますが、
まったく構わなくても毎年花を咲かせてくれるはずです。
コロナで暗いニュースばかりですが、このように2月にぴったりの
クリスマスローズを楽しんではいかがでしょうか。