
雪の上に残された足跡。
今の時期、いろいろな形を見ることができます。
画面の下にきれいな三角形ができています。
この特徴的な足跡は何の動物かわかりますか。
これはノウサギです。ウサギの足跡はとび箱を飛ぶのと同じ。
まず前足をついてから、それを飛び越すように後ろ足が前に出てきます。
前足は並行ではなく上下にずらしてつく場合が多いので、
正しくは4点の跡が残ります。しかしこの場合は雪が深かったのか、
前足の2点が1点になってしまいました。
つまり前足の跡が三角形の頂点になり
後ろ足が残った底辺の2点となります。
したがって残された三角形の位置から考えると
どうやらこちらに向かって歩いてきたようです。
このように野生動物たちが残していったサインを見て
いろいろ想像して楽しむのがアニマルトラッキング。
このあたりには、シカもカモシカもいます。
もしかしたら思わぬ動物を見つけられるかもしれません。
寒い北国ですが、こんな楽しみ方もあります。