大寒も過ぎ厳しい寒気の停滞は少なくなってきました。
それと同時にこのところ、暖かな陽気となる日も増加中。
すると当然ながら雪は溶け始めます。しかし朝夕はまだ氷点下。
したがって夜になると溶けた雪道はツルツルの状態で凍ってしまいます。
スケートリンクは「散水して凍らせる」の繰り返しで作りますが
春の雪道はまさに同じです。それがこの道。
薄ら雪をかぶっていますが、轍から見えているのは氷。
よく見ると雪の下は厚さ数センチの氷の道なのです。
したがって、このようなアイスバーンでは
圧雪路だと思って歩くと滑って転んでしまいます。
また自動車であればスリップする可能性が高くなります。
特に日陰に多いので、気をつけなければなりません。
さらに舗装道路の雪が完全に溶けた後に水が凍ると
透明の氷の下の路面が透けて見えるため、
ただ黒く濡れているようにしか見えません。
これが一番怖いブラックアイスバーンです。
立春も過ぎ、日中の気温が次第にあがり始めています。
雪国がどんどん氷の世界に変わっていきます。