
大掃除中のハンターズ。いろいろなモノが出てきます。
不要になった三和土は春になったら処分することにしましたが
今度はこれ。水槽の浄化装置です。Jr.が昨年使った装置ですが
今年度の実験が終了したのでハンターズが片付けました。
ハンターズの本拠地である馴化温室には、
このような浄化装置はもちろん、水温を下げるクーラー、
さらに前回紹介したよりももっと大きな90cm水槽などがあります。
また二酸化炭素を供給する装置なんかもそろっています。
アクアリウムとは、このような水生生物を飼育する施設設備の総称ですが
愛好家が増えたため、今はすっかり日本に定着した言葉となりました。
こんなにもアクアリウム関係の装置を増やしたのは
2016年〜2018年のフローラ。ハスの人工栽培、薬草の水耕栽培、
植物による水質浄化研究などメンバー5名が
全員、水に関係したテーマに取り組んだからです。
中でも「水中植物工場」の研究は圧巻。
水槽を設置した真っ暗な暗室をたくさん並べ、
そこで二酸化炭素濃度や光の波長によってどのように水草の生育や
成分が変化するかを2年間取り組んだのです。彼が取り組んだのはジュンサイ。
試行錯誤の結果、陸生植物とは違う振る舞いを見せることが分かったり
それを応用することで機能性成分を高められることを発見したのです。
この研究は京大で開催されたテクノ愛で入賞。
誰も取り組んでいない分野なので共同研究の話も持ち上がりましたが
植物による水質浄化「バイオエンジン」研究がクライマックスを迎えていたため
断ってしまいました。別名TEAM AQUA PHOTONICS。
「水商売を極める」を合言葉に楽しく水遊びしていた時代の遺産です。
さて2020年にJr.が取り組んだ水の研究成果はまだどこにも発表していません。
再度実験できたら今年はどこかでお披露目できるかもしれません。