2020年度、ハンターズが担当したJr.は4名。男子2名、女子2名の二組です。
いつもであれば結果の出やすい栽培系の研究にチャレンジしてもらうのですが
今年は2組ともなぜか環境系のテーマでした。
いずれも2015年のフローラ、バブルボーイズ、そしてハンターズが
長年続けてきた環境活動の延長線上にある取り組みのため
Jr.単独で発表するだけでなく、時には先輩ハンターズとともに
チームを組んで参戦したこともあります。
そのため1年契約のJr.といえどもなんだか仲間意識を感じます。
しかし1月も下旬となり、そんなJr.も解散の時期となりました。
ハンターズの活動も終了するので、それに合わせて今度、
合同で解散会でも計画したいと思います。
さて土肥実験室に集まっているのは4名のハンターズJr.たち。
解散前に最後の戦いに挑むことにしました。
最後の大会に選んだのはSDGsの取り組みを評価するもの。
先輩はもちろん、2組のJr.とも共通するのはSDGsだからです。
そこでこの日はみんなでパワーポイントにレコーディングすることにしました。
発表するのは4名全員。それぞれ自分が取り組んだものを紹介します。
結果は2月下旬にわかるそうなので、それまで宝くじを待つ心境。
Jr.の総力戦ですが、それはそれで楽しいと思います。
ところで活動の最後が近づくとJr.が決まってする質問があります。
それは「来年はJr.に入れないのですか?」。
ほぼ毎年のようにこの質問を受けます。
1年間楽しんでくれたのだと嬉しく思いますが、答えは「NO!」。
Jr.は1年生だけに与えられた機会だからです。
今年のJr.は男子が生物生産科、女子は環境システム科の1年生。
したがって2年生に進級するとお互い違う研究班に入ることになります。
学んだことを生かして各科の研究活動をリードしてほしいものです。
ただ環境システム科のJr.には、もし研究班の希望調査をする際
運よく環境班が選択肢にあったら、選ぶことができますと話をして終わりました。
「運よく?」。首を傾げるJr。
大人の事情です。