
学校に届いた立派な冊子。
読んでみると企業のIoTの取り組みが紹介されています。
IoTは「Internet of Things」の略で
いろいろなものをインターネットと関連づけて活用する技術です。
スマートスピーカーや自動車の自動運転など
知らないうちに私たちは生活の中で取り入れているようです。
そんな本の中には農業関連の取り組みも掲載されていました。
それがこの図。どうやらいろいろなセンサーを使って
温室栽培のデータ収集をしたり、タブレット端末を使って
それの情報に基づいて栽培管理をするというシステムです。
よく見ると名久井農業高等学校の例とあるではありませんか。
またページをめくると見たことのある名農の先生方や生徒が
取り組んでいる写真も載っています。
そうです。これは環境システム科と企業が連携して行った
スマート農業の取り組みが紹介されていたのです。
システムがこのようにきれいな図にされると
なんだかずいぶん洗練された都会の農園の話に思えますが
行っている場所はいつもの大型水耕温室。
2018年にファナルフローラが40個以上の水槽を並べ
水質浄化実験をしていた場所です。
さらにページをめくると今度はなぜかフローラが2018年の
水の国際大会で準グランプリを受賞した話題も紹介されています。
もらった本は2冊。今度彼らが学校にきたら差し上げたいと思います。