
今から1年ほど前のハンターズです。
彼が行っているのがスランプ試験。
水と土などの配合割合によってどのように流動性が異なるかを
測定するもので、セメント作業にはつきものの簡易実験です。
ハンターズは三和土を作っていましたが
どれぐらい水を入れると良いのか、
石灰の量はどれぐらいが適正なのかなど
この時はまだよくわかっていない状態。
したがっていろいろアドバイスを受けてこんな実験をしていました。
残念ながらこの実験では思うような結果がでず
データを公開することはありませんでしたが
やはり水が多いと土にもよりますがドロドロになって作業しにくいこと、
逆に水が少ないと消石灰がきちんと混ぜられなくて
結果、出来上がったサンプルが早く壊れることなどがわかりました。
お隣の農業高校には農業土木科があり、
さまざまな専門の測定機器があるようですが、こちらは素人の左官集団。
四苦八苦していたのを思い出します。
しかし誰も知らない答えを見つけ出そうと
あれこれ試行錯誤しているのが一番楽しい時期。
今回もたっぷり遊ばせてもらいました。
さあ問題はこれらたくさんの器具や三和土の材料を片付けること。
現在、土肥実験室の6つの机のうち3つの机上に盛り上がっています。
寒いのですが、どうやら残り2回の課題研究は片付けに終始しそうです。