
輪切りにした妙丹柿を屋外で乾燥させ、チップ状にしたのがこれ。
現在、屋外は氷点下。凍結乾燥を繰り返した柿はちょっと色があせました。
先日、官能試験を行いました。かつてフローラは紫外線による柿の渋抜き法を開発して
テクノ愛でグランプリを受賞しましたが、一番面白かったのがこの官能試験。
食べる方はもう渋が抜けているだろうと期待して口にしますが
ほとんどの場合はまだ渋が抜けていません。
そのためみんな、のたうち回って苦しむのです。
今回はどうでしょう。恐る恐る口にしてみると最後まで渋を感じません。
どうやら干し柿のように渋が抜けたようです。
でもまだしんなりした状態。ハンターズJr.はパリパリの状態にしたいのです。
かといって加熱乾燥はしたくありません。
送風乾燥が一番簡単でしょうか。
またシリカゲルなどで乾燥させてはどうでしょう。
さらにデシケータで真空乾燥したらどうなるのでしょう。
最後の最後で悩んでいます。柿の実験ができるのは冬だけ。
季節の実験を楽しんでいます。