
新年を迎えた青森県。
地元のお店にはこのようにリンゴがまだまだ山積みです。
しかし秋とはだいぶ品種も変わってきています。
そこで珍しいものを見つけては、少しずつ試しています。
さてこのリンゴの棚を見るとわかりますが、
赤と黄色が半々ぐらいあるような気がします。
このところ夏は猛烈に暑くなり、残暑も厳しくなっています。
するとなかなかアントシアニンが発現せず
どうしても赤いリンゴは着色が悪くなってしまいます。
ところが黄色のリンゴは別。
白いリンゴが猛暑でみんな黄色になり栽培を断念したように
猛暑でも黄色のリンゴは何の問題もなく着色します。
したがって青森県でもこれからは赤よりも
黄色が主流になるのではないかと考え、
どんどん黄色の新品種が誕生しています。
そんな理由からなのか、最近の八百屋さんのリンゴは
何となく黄色っぽい品種が目立ってきました。
将来、赤いリンゴは北海道で栽培されるかもしれませんね。
黄色でも赤でもリンゴは美味しい果物。
また「1日1個のリンゴで医者いらず」というように
健康維持食品でもあるので、どんどん食べてほしいものです。