こちらがJAPAN SDGs AWARDの表彰会場である首相官邸。
ぐるりと一周してみましたが、大きな敷地です。
また竹林を再現するなど和の雰囲気。さすがというデザインです。
そこでいつもの悪い癖。道端に植えられている植物チェックです。
するとおそらく北側だと思うのですが
変わった植物で建物周辺を囲っていることがわかりました。
それがこれ。黄色の花を咲かせているのはツワブキ。
その左の植物はトクサです。
まったく違う植物ですが、このふたつは驚くべき共通点があります。
ツワブキは常緑の草花。冬にご覧のような黄色の花を咲かせます。
また半日陰が大好きなので、北側にはぴったりの植物です。
またトクサも半日陰が好きな常緑植物。
いずれも日本庭園や生花には欠かせない植物です。
冬になっても緑で官邸を縁取り、どちらも和テイスト。
それも北側の半日陰。もう計算され尽くした見事な植栽です。
マリーゴールドやサルビアのプランターを並べるのはどこでも見ますが、
和の植物を交互に植えて建物周辺を縁取る植栽は初めて見ました。
園芸は植物で思い描く空間を創り出す高度な世界。
都会に来るたび、勉強になります。
官邸内は広く大きく、どこかのホールのよう。
よくテレビで総理がぶら下がり取材を受けている場所もあり
初めてきたのに、どこかで見たような感じ。
でも内部はセキュリティーの関係で撮影不可。
残念ながらご紹介はできませんでした。