今日は名久井農業高校の校内プロジェクト発表会。
3年生が2年間の課題研究の成果を全校生徒に披露し合い競うビッグイベントです。
今年はコロナの影響で教室で事前に録画した発表を上映するスタイルになりましたが
研究活動が盛んな名農。3年生が年間チャンプを目指し熱く燃えるのは間違いありません。
さて名久井農業高校には、このような発表会が3月にもう1回あります。
参加するのはまもなく3年生になろうとする2年生。
この大会は計画発表会と呼ばれますが、実際のところは1年間の成果を競い、
6月に開催される農業クラブ県大会に出場する研究班を決める校内予選会です。
選ばれるのは3チーム。なぜなら農業クラブでは研究を大きく3つに分類しているからです。
ひとつは「生産流通経営」。まさに農業の王道という分野です。
もうひとつは「開発保全創造」。こちらは土木や造園、環境も入ります。
さらになぜか食品加工とか食品製造も入るといいますから、まさに混沌とした分野です。
最後はヒューマンサービス。地域の伝統文化や食などの継承や活用が入ります。
ハンターズは環境班。したがって主に2つ目の「開発保全創造」分野にエントリーしています。
フローラもハンターズも農業クラブに所属しているのでコンクールの他に
何度も農業クラブの大会に出場してきましたが、ややこしいのは切り口の違い。
同じ内容でも科学コンテストはデータ重視なので活動しているメンバーの顔よりも
実験結果などの数字が大切です。ところが農業クラブはプロジェクト活動というように
大切なのは活動の様子。みんなで協力しながら活動している姿も大切にします。
したがって撮影する写真の内容もまったく違うので撮り分けていました。
かつてフローラは器用に使い分けて、どちらの大会にも出場していましたが
このところは完全に科学コンテストに軸足どころか両足を置いています。
おそらく今、農業クラブに出場したら予選すら通らないかもしれません。
今日エントリーしているのは約20チーム。
名農ならでは贅沢な特別なスペシャルメニューをお召し上がりください。