
校舎から野菜圃場である第3農場に向かう小径。
春に紅葉するという素敵なモミジのトンネルが
名農一のインスタ映えスポットとして有名です。
しかし春と秋の2回も色づいたモミジでしたが、
今は葉もすっかり落ちてしまいました。
この時期になると実習もなくなるので、
なかなか農場に足が向かなくなるのですが、先月歩いてみてびっくり。
こんなにも琥珀色の道となっています。まるでレンガを敷き詰めたようです。
見上げてみると当然ながらモミジの木は、とっくの昔に落葉したので枝だけです。
そこで焦点をモミジより遠い位置にずらすと大きな木が見えてきました。
樹木の名前は知りませんが、この木が細かい茶色の葉を散らしているようです。
さてよく「この樹木の名前はなんというのですか」という質問を
されることがよくあります。農業高校だから樹木名も知っていると
思われての質問ですが、情けないことにこれが答えられない。
造園、林業。確かに農業の学習分野ですが
今までこれらの学科に携わったことがないので分からないのです。
しかし庭木を含め、私たちが目にする樹木の種類はそんなに多いとは思えません。
どれも同じように見えますが、少し勉強したら作物や草花、雑草と同じように
目にする樹木の名前が言えるようになるかもしれません。
そういえば名農がかつて緑化活動で総理大臣賞を受賞した際、
校内の植栽図面を載せた記念誌を作ったはず。
今度見つけて樹木名を調べてみたいと思います。
とはいってもまもなくこの葉も色を失います。
来年の秋までこのレンガ道とはお別れ。
期間限定の絶景なのでぜひ足を運んでくださいといいたいところですが
先週からの雪であっけなく消えてしまいました。残念!
今日は冬の京都で高校駅伝。昔、名農は常連校。
懐かしく見ている先輩もたくさんいるはずです。