名久井農業高校の玄関前に
今年もクリスマスイルミネーションが設置されました。
夜ではないので輝いてはいませんが、配線が見えています。
しかし大切な税金を使ってイルミネーションを楽しむなんて
なんて不届き者なんだと県民の皆さんに叱られそうです。
でも安心ください。この電気、自前で作った自然エネルギーなのです。
名農には太陽光と風力の2つの発電装置があります。
また面白いことにそこで作り出した自然エネルギーを使うことができる
専用のコンセントもいくつか用意されています。
体育館にもあり、非常時にはそこから電気を得ることができるのです。
作られたエネルギーはバッテリーに蓄電されますが
余った電気は使われません。つまり使わない方がもったいないのです。
だからこんなことができるんです。なお下に大きな3つのライトがあります。
これはLED信号機。今春まで京都大学と連携して行った
雪国向きLED信号機研究で制作されたもので
微弱な電流で付着した雪を溶かす工夫がされています。
間違ってもイルミネーションに加工したのではないと思いますが
雪が降ったので久しぶりに登場しました。
月曜日のプロジェクト発表会では最後の信号機研究チームである
TEAM RED SIGNALSも出場する予定。
どんな成果を披露し、有終の美を飾るか楽しみです。