久しぶりに頭上のブルーモーメントに気がつきました。
この時期は空気が澄んでいるので
ブルーブラックのグラデーションがとてもきれいです。
ブルーモーメントはかつてフローラが国立局地研究所の協力を得て
南極と青森の発現について分析した思い出深い現象。
今の時期、青森県では30分しか見ることができませんが南極では3時間もありました。
地平線付近の低い高度を太陽が上り下がりするためですが
科学番組でしか見ることができない南極の「転がる太陽」を
10ケ月以上も私たちのために撮影してくれた昭和基地の皆さんには頭が下がります。
フローラのメンバーは、送られてくる美しい映像を見て興奮したものです。
そんなこともあり、いつしかフローラはブルーモーメントが大好きになり
いろいろ遠征した時は撮影して楽しんでいました。
その中でも特にきれいなブルーモーメントを見たのは3回ほどあります。
ひとつは神戸。観光甲子園に出場したメンバーが文部大臣賞を受賞し、
意気揚々とメリケンパークからホテルに向かう時に見た空。
高速道路と明るい青がなんともいえずきれいでした。
もうひとつは京都。テクノ愛前日、永観堂の夜間拝観の列に並んでいた際
みんなでスマートフォンで撮影しては美しさを競った時です。
エクスペリアの画質はiPhoneの数段上で、完敗したのを覚えています。
最後はストックホルムのブルーモーメント。なかなか夜にならない
夏のストックホルムも長い間、きれいなブルーモーメントを見ることができます。
素敵な建物がシルエットになっていく様子は絶景。
ハンターズのメンバーにも、一生忘れない思い出として
脳裏に焼き付けてもらいたかったのですが、コロナで渡航中止。
とても残念です。さてこの写真の右下に見える雲は風で形が乱れています。
これが雪雲。隣町の十和田市はどうやら大雪のようです。