
環境班の風物詩がまた土肥実験室にかえってきました。
もしかしたら受験の面接練習?そんなはずはありません。
嬉しいことにハンターズのメンバーは全員進路が決定しています。
よく見ると奥に座っているのはハンターズ。
それも世界チャンピオンになった二人です。
手前に座っているのはハンターズJr.の女子メンバー。
いったい何を話しているのでしょう。
先輩が話しているのは「もっと大きな声で」「スピードはちょうどいい」など。
どうやら発表の仕方を1年生に教えているようです。
先代フローラは結成当時からポスターセッションが大好き。
一人一研究なので秋になると学会の発表会に出場するため
黙々と練習していたものです。しかし一人で練習していては
相手にちゃんと伝わっているのか、また質問に対してどのように答えれば良いかなど
具体的なことはわかりません。一番のアドバイザーは何といっても経験者。
そこで初出場の後輩たちに3年生たちがマンツーマンで教えてくれるのです。
幸い学校の廊下から土肥実験室がよく見えます。
放課後、生徒たちだけで集まっては練習している姿はフローラならではの風物詩でした。
残念ながらフローラは2018年に解散してしまいましたが、
昨年は名農環境研究のワンポイントリリーフであるバブルボーイズが
救世主のように現れ、後輩であるハンターズを指導してくれました。
まもなく先輩たちと同じ大会に出場する女子Jr.たち。
今度は世界チャンピオンがアドバイスしています。
貴重な経験を次のチャレンジャーに伝承するこの独自のスタイルは「無形文化財」。
この前まで話せなかったハンターズが「もっと大きな声で」と後輩を指導しています。
笑っちゃうのは私だけではないはずです。