ハンターズとJr.は今年、世界がコロナの感染拡大で大変な事態になっている中で
青少年水大賞を皮切りに、さまざまな大会に出場する機会を得ました。
発表後にインタビュー審査されるガチンコ勝負もあれば
提出書類や発表している画像で審査されオンラインで表彰を行う大会などいろいろ。
ざっと数えてみると12月も含めて全部で7大会にもなります。
また園芸科学科の研究チームもハンターズ同様に、
毎週のようにオンライン大会に出場。積極的にチャレンジしています。
このようにたくさんの大会に出場していると、
大会による運営方法の違いが嫌でも目についてきます。
あの大会の運営はシンプルなのでスムーズでやりやすかったとか、
この大会では細かいルールが多いうえに手順が複雑で大変などいろいろ。
このように彼らは審査される側ではありますが
完全に主催者側の経験や力量を推測できる評論家の域に達しています。
この差は昨年まで実際に参加していたコンクールではもっと明らか。
10年間の経験談が語り継がれているので、大会に行く前にこの大会では苦労するとか、
この大会の運営は見るべきものがあるなど、恐ろしいことにもう分かっているのです。
ところで今年で11年目となった名農主催のコンクール「アグリチャレンジ」。
今年はコロナで表彰式はできませんでしたが、小中学生の受賞者や家族を本校に招き
皆さんの前で子供たちにインタビューしながら努力を讃える表彰式は
保護者にも小中学校の先生方にも大好評です。
実はこのスタイルは、大会に飛び歩いていたフローラが
筑波大学の科学研究コンクールの表彰式を参考に作ったもの。
付属小学校の校長先生方が運営する発表会と表彰式は、きめ細やかで
子どもたちを喜ばせる仕組みや工夫が随所にあり、それは見事なものです。
このように自分たちが参加して楽しかった時の経験を
地元の子供たちの表彰に活かしているのです。
さて2020年も12月に入りました。しかしまだオンライン大会は複数回あります。
今度はどんな大会なのか楽しみです。そんな中、ハンターズJr.の女子メンバーの研究が
その筑波大学のコンクールで昨年のハンターズに続いて入賞しました。
おめでとう。終業式は12月22日。直前までハンターズのチャレンジが続きます。