
これはお馴染みのサンパチェンス。
耐暑性と長い開花期、そして高い水質及び空気の浄化機能を有する植物として
サカタのタネさんが開発した花壇用の草花です。
フローラは2013年、園芸科学科時代からサカタのタネさんの
全面的バックアップで、環境浄化研究に取り組んでいました。
そして2017年、その成果を横浜で開催された
日本最大級の園芸ショウで披露。海外の方からも注目されました。
2018年、ファイナルフローラが水研究の世界大会で
準グランプリを受賞した水質浄化研究は、このサンパチェンス研究の応用でした。
2011年からのサクラソウ救出から2018年の世界大会まで6年間の花研究。
花の女神フローラはいつもチームのそばにいて微笑んでいました。
今はどこのホームセンターでも購入できるほど人気の草花になりましたが
いつ見ても当時のことが思い出されます。
サンパチェンスの欠点は寒さに弱いこと。冬の東京でさえ越冬できません。
したがって本来は宿根草ですが、日本では一年草扱いされています。
さて青森でも初雪が降り、そんなサンパチェンスにも雪が積もりました。
5月から楽しんできた花もこれにてゲームオーバー。
また来年、楽しみたいと思います。