名農祭まで1週間を切った10月下旬。
ハンターズは久しぶりに馴化温室にいました。
この温室は中が小さな4つの小部屋に分かれており、
フローラ結成の翌年である2010年から長い間研究に使わせてもらっています。
馴化とは、そもそも培養したランなどの植物を外界にならすこと。
つまりこの温室は、校舎内にある生物工学実験室に付随した温室なのです。
フローラが結成される頃、生物工学研究室は培養するようなテーマに
取り組んでいなかったため、この温室は使われていませんでした。
数千万円もする立派な温室。コンセントもたくさんあることから
LEDを駆使した研究にはぴったりということで借りることになったのです。
気がつくともう10年以上。2018年にフローラが解散する際
生物工学班に返還する予定で当時の女子たちときれいに片付けたのですが
なぜか突然の延命措置。2年間環境班の活動が延長されたため
都合が悪いのですが、さらに使わせてもらっています。
まるで居候。学校でなければ、かなりの延長料金、延滞料金が発生しているはずです。
そんな環境班ハンターズの活動も残すところ約半年。
山ではもう雪のようなので、この温室を使えるのは実質1ヶ月ありません。
そこで2度目の片付けを行いました。しかしみんな思い出のあるものばかりで
当時のメンバーが思い出されます。
この後、環境班が再々延長されるかどうかわかりませんが
いつでもあけ渡せるよう片付けは続きます。
「きた時よりも美しく」青年の家やホーイスカウトの合言葉です。
名農は代休も終わり今日から出校ですが、もう週末。またお休みです。