先日開催された名久井農業高校の文化祭「名農祭」。
今年はコロナのため校内は非公開となり、
地域の皆さんが毎年楽しみにしている農産物販売だけが行われました。
今までも名農祭に訪れる方は、すべて自動車で来校するので
グラウンドはいつも臨時駐車場になります。
ひっきりなしに来校されるので常に駐車場は満車状態。
ところが今年は、ご覧の通り、数える数しか見えません。
やはりコロナの関係で、来校する人が激減しているのでしょうか。
しかし来校した自動車の数は1日約350台とそれなりにあります。
1台に2人乗ってやってくると考えると来校者は700名。
例年、1日1000名は来校されるので、そんなに少ないわけではありません。
それなのに駐車場がガラガラしているのはなぜでしょう。
答えは簡単。野菜販売はグラウンド。校内に入って見学したり
食堂で飲食することができないので
皆さん野菜だけ買ってすぐに帰られます。
したがって自動車の流れはスムーズ、満車にならないのです。
これがガラガラ駐車場の理由です。
強引にまとめてみると毎年来校される約1000名のお客様のうち
農産物を購入される方は700名前後。残り300名の方は
農産物というより校内展示や食堂、和太鼓演奏などが目当てのお客様。
もしくは名農生に会いにきた保護者や兄弟、友人ということになります。
残念な今年の名農祭。来年こそは
校内展示やステージ発表をご覧いただきたいものです。