地元テレビ局によるハンターズの取材。
リクエストに応えて土俵を案内しました。
名久井農業高校にはかつて相撲部があり強豪だったそうです。
ところが10年ほど前に廃部。少子化もあり、
相撲王国青森県でも相撲人口は減っているからです。
部員はなくなっても土俵は残っているので
三和土を使っている土俵に案内したというわけです。
しかし長い間、放置されている土俵は屋根こそあれだいぶ崩壊しています。
でも俵周辺はまだ硬くしまっており、
かつての三和土を感じられるものでした。
古い民家にはまだ土間が残っていますが、その数は激減しています。
チームメンバーの祖父の家の土間も
今春、改修され新しくなってしまったと話していました。
ところがコロナ騒ぎで、三和土の仲間である漆喰が
注目されているといいます。材料の消石灰が
強いアルカリで殺菌するとの話。
実用的なのかどうか、詳しくはわかりませんが
古い伝統技術にまた光が当たれば嬉しいと思います。