
先日、水耕栽培温室でこんなエイリアンのようなものを発見しました。
夕方だったので、その全貌を写すことはできませんでしたが
この作物、いったいなんだと思いますか?
おそらくメキャベツ。環境システム科の学校設定科目である
「起業チャレンジ」では自分たちで栽培する作物を決めて
生産販売する超実践的な学習をしていますが
春頃、ハンターズのあるメンバーが起業チャレンジで
メキャベツを植えると話していたのです。
なぜメキャベツ?たしかその時、質問したのですが
彼もなぜ質問されるのかよくわからないようでした。
メキャベツはキャベツという名を持っていますが似て非なるもの。
長い茎が伸びて、その茎に小さなキャベツ状の芽をつけます。
葉物用の水耕装置で栽培したら天井につっかかってしまいます。
さらに収穫時期は晩秋。長い間装置を占領することになるので
水耕栽培などする人はいません。上手に茎を横にして
ぶつからないように育てていますが、まさか本当に植えたとは驚きです。
ここまで来たらもう引き返せません。果たして収穫できるのか?
世にも奇妙な栽培物語を見守りたいと思います。