
コカブの栽培をしている環境システム科の2年生。
先日、間引きをしたところ、たくさんの株で
胚軸部分が肥大し始めているのを確認できました。
やっと肥大期に入ったようです。
このタイミングで施すのが追肥。
栄養分を与えて一気に肥大させるのです。
肥料には堆肥のような緩効性肥料もあれば
化学肥料のような即効性肥料もあります。
追肥をするならどちらを選べばいいでしょう。
もちろん即効性肥料。ここぞという時に効かせるには
スピードが大事なんです。
ここに並んでいるのは左が化学肥料。真ん中が液肥。
右が液肥を溶かす水を計るためのメスシリンダーです
どちらも根からすぐ栄養分を供給できる即効性肥料。
カブの栽培は3グループに分かれて行っています。
今回は、どの肥料を使うかはそれぞれに任せることにしました。
するとあるグループは化学肥料、もうひとグループは液肥を選択。
最後のグループはどちらを選ぶか尋ねたところ、答えは両方。
肥料を与えすぎるとかえって育たなくなることを教えたらみんなびっくり。
相談の結果、液肥だけにしたようです。
肥料をあげれば、あげるほど大きくなる。
ついつい勘違いしてしまいます。