
学校の換気扇です。
止まっている時は左のように白いのですが
動かすと右のようにファンにきれいな色がついて見えます。
その色はピンク、黄色も入ったような緑、そして緑の中に見える青。
つまりRGBです。この3色は写真だけでなく、肉眼ではっきり見えます。
どちらかといえば肉眼の方がきれいに見えます。
ディスプレイなら赤緑青の光の3原色を使って表現していますが
現実の光は3つではありません。
たくさんの波長の光が合成されたスペクトラム(スペクトル)です。
それがなぜこのように3色に分かれて見えるのでしょうか。
もしかしたら実は見えないけれど、
虹のようにたくさんの色に分かれているのかもしれません。
誰か謎解きして教えてください!
さて現在、世界グランプリの報告書を制作しているハンターズ。
今年はこれぞという場面の写真がないので
白黒にした発表風景の写真にスウェーデンイメージの半透明の青を乗せてみました。
これをダブルトーンといいますが、印刷の世界はRBGではなくCMYK。
シアン、マゼンタ、イエロー、そしてなぜか日本語のクロ。
RGBは3色混ぜると白になるように色を重ねてほど明るくなります。
ところがCMYKは重ねるほど暗くなっていきます。
そんな理由で制作しているパソコンの画面上ではきれいなのに
印刷すると途端に彩度が失われ黒っぽくなってしまいます。
頭のイメージを再現するのは本当に難しいもの。
そろそろ初校が届くはずです。