昨年から水質調査に取り組んできたハンターズ。
彼らは環境システム科環境班の6代目に当たります。
環境システム科に移籍したばかりのフローラの先輩は、
本格的に水質浄化システム「バイオエンジン」の開発に乗り出すことを決意しますが
活動をするうえで水質データが絶対必要だと考え
大枚をはたいて吸光度計を購入しました。
記憶ではそのためフローラの貯金はほぼゼロになったと思います。
しかし、そのデータのおかげで2018年と2020年に
ストックホルム青少年水大賞で日本代表として出場することができました。
今考えると先輩の決断に感謝するばかりです。
さてそんな装置で分析するのに必要なのがこの駒込ピペット。
決まった量を採水できるお馴染みのガラス器具です。
なんとこのピペット、日本のお医者さんが考案された器具なのです。
開発した際、勤めていた病院が東京都立駒込病院。
その名前をとって駒込ピペットと命名しました。
英語でもドイツ語でも Komagome で通じるとは驚きです。
確か駒込病院には職員のラグビー部があって、
そのチームの名前が「駒込ピペッツ」だったはず。最高のネーミングです。
現在、この駒込ピペットを使って分析しているのがハンターズJr.。
何度となく成功をもたらしてくれた分析機器。
先輩のように頑張ってほしいものです。