
報告会の後は、マスコミへの対応。
この日も2つの新聞社、2つのテレビ局がきていました。
初めての取材ではドキドキしてうまく話せなかったメンバーもすっかり慣れ、
ご覧の通り、カメラを向けられても動じません。
どのメンバーもしっかりと答えています。取材も慣れなんですね。
国際大会に出場して一番変わったのは、彼らのこの態度です。
1年前、ある発表会で初めて全員が代わる代わるマイクを握りましたが
みんな足はガクガク、声は震え、うわずっていました。
発表後はみんな逃げるように控え室に戻ってきては
その緊張感で手を震わせていたものです。
元気なフローラとは正反対のとんでもない弱虫ぶりに驚いたものです。
それが今や人がすっかり変わったよう。
体験が人を育てるということをあらためて感じます。
学校は彼らにこのような試練の場の入り口まではナビゲートできます。
しかしそこでスタート切るかどうかはあくまでの本人の意思。
いざスタート切ると周囲は、声援を送るしかできないからです。
自らの意思で一歩踏み出し、ひと回り成長した彼らに、
心から拍手送りたいと思います。
農業高校にはこのようなチャンスがたくさんあります。