
トレジャーハンターズが水の世界大会に出場することを伝えても
オンライン大会のせいか、1学期はどこのマスコミも反応しませんでした。
かつてフローラが出場した際は、ストックホルムまで記者さんが来て
追っかけ取材されたり、練習風景まで新聞やテレビで取り上げられたものです。
そんなフローラを見てきたので、ハンターズはとても可哀想。
誰にも注目されずに黙々と頑張ってきました。
それがどうでしょう。グランプリを受賞した次の日から
次々の取材依頼が舞い込んでくるではありませんか。
これにはハンターズのメンバーもびっくり。
まさに「結果がすべて」。世の中は結果を出さないと
振り返ってくれないことを肌で感じています。
さてこの日は地元のテレビ局がやってきました。
新聞なら話した内容を記者さんが上手にまとめてくれますが
テレビだとそうはいきません。フローラと違い
カメラ慣れしていないので、みんな緊張しているようです。
しかし動揺せずに、的確に答えているメンバーがいます。
それはサポートメンバーたち。そもそも話したり発表するのは彼らの方が上手。
さらにサポート役という気楽さもあるのかもしれません。
ところが世界チャンプの二人は、間違ったことは言えないと感じているようで
相変わらず頭の中で言葉を作ってから、おっかなびっくり話しています。
審査当日は別人のように頑張った二人ですが、
大会も終わり魔法がとけてきたかもしれません。