ご覧ください。ここは高校の相撲場です。
でも残寝ながら名久井農業高校は、土俵こそあれ今は相撲部がありません。
ではここはどこの高校でしょう。もちろんお隣の強豪高「三本木農業高校」です。
数年前、当時まだ2年生のファイナルフローラが
青森県の相撲文化をテーマにした観光プランを考案したことがあります。
これはその際に三農相撲部のご好意で取材させてもらった時の様子。
白いワイシャツ姿が名農生ですが、
あまりにも緊張した道場の雰囲気に言葉も失っていました。
さて相撲が強い農業高校では、同じように相撲の強い大学によく進学します。
そのため当然卒業後に農業の先生となってまた青森県に戻ってくる方もたくさんいます。
現在、相撲部のない名農にも指導者として大活躍された先生や、
さらに今も現役として活躍している先生方がいらっしゃるのです。
また時々ですが、高校在学中や卒業後に角界入りされる方もいます。
最近の三本木農業高校であれば阿武咲が有名ですが
先日、そんな三農の嬉しいニュースが県内に流れました。
なんと三農OBで伊勢ヶ濱部屋の錦富士関が十両昇進を決められたのです。
若乃花、隆の里、旭富士などかつてたくさんの横綱を輩出している青森県ですが
またまた期待の力士が十両入りしました。
大相撲を見るのが楽しくなります。
ちなみにファイナルフローラが神戸で開催された観光甲子園で提案した観光プラン
「青森相撲王国探訪記」はその年のグランプリ、観光庁長官賞をいただいています。
三本木農業高校相撲部の皆さん、ありがとうございました。