ハンターズが馴化温室温室脇で栽培しているトウモロコシ。
お盆が終わって覗いてみると、こんなにも無残な姿になっていました。
まちがいなくカラスなどの鳥に食べられた痕だと思います。
ちょっぴりでも食べられるかもと淡い期待を持っていたので、この姿にはがっかりです。
さてこのトウモロコシはスィートコーンという分類に入る甘味種でした。
ところが数10m先の畑で環境システム科が栽培しているのはポップコーンという爆裂種。
ポップコーンはお菓子の名前のように思えますが、実はトウモロコシの分類名でもあるのです。
ハンターズはスィートコーン、学科はポップコーン。
お互い気になっているのは交雑です。
もしスィートコーンにポップコーンの花粉がついたら
硬くて食べられない粒が混ざるかもしれません。
その逆だといくら加熱しても破裂しない粒が混ざることになります。
よくトウガラシのそばでシシトウを栽培すると辛くなってしまうとか
スイカのそばでキュウリを栽培すると甘くなくなってしまうといいますが
まさにそんな危険性を含んでいました。
一触即発、お互いの不満がいつ衝突してもおかしくない緊張状態でしたが
なんとハンターズのスィートコーンはご覧の通り、鳥の食害で自滅。
またポップコーンは今年天気が悪く、植え付けが遅れたので
まだまだ結実する時期になっていません。
偶然ですが、交雑は回避されました。