お盆となりお供えにするメロンが道端で販売されています。
ご覧ください。大きな黄色いメロンが1個230円。
これなら安心してたくさん買うことができます。
メロンが安いのには理由があります。
確かに高級ネットメロンではありませんが、
それだけが理由ではありません。
日本のメロン生産量TOP3をご存知ですか。
平成29年のデータでは1位は茨城県、2位は北海道、3位は熊本県。
青森県は3本指にこそ入りませんが、堂々の第4位なのです。
リンゴだけじゃなくメロンの産地でもあったのですね。
もちろん産地はリンゴと同じで日本海側の津軽地方。
ヤマセが吹き込まないので夏は昼は高温となり
逆に夜は放射冷却で冷えるため寒暖の差が大きく
ぐんぐん糖度が上がるので、高品質のメロンがたくさん採れるのです。
さて面白いのはこのメロンの品種名。「ハネデュー」と書かれています。
しかし他の店に行くと同じメロンなのに「ハニデュー」「ハネジュー」など
表記がいろいろ違うのに気がつきます。
実はこのメロンの品種名は英語で書くと「Honey dew」。
蜜の滴という意味で、甘い果汁が特徴です。
これが訛っていろいろな表記となっているようです。