今日は名農の年に一度の体験入学。
地域の中学生たちが100人ほど集まってきました。
たった100名?おそらく他校から見たら
とんでもなく少ない人数かもしれませんが、名農の募集生徒数は70名。
園芸科学科がなくなったこともあり、そもそも定員が少ないのです。
農業クラブの役員が行事を中心に学校紹介した後は
いよいよトレジャーハンターズの出番です。
この日の午後にオンラインで開催されるストックホルム青少年水大賞の
英語発表を披露しました。もちろん日本語での簡単な説明文も配布しているので
初めて聞く中学生や保護者も理解してくれたと思います。
みなさんどんな感想を持たれたのか、あとで参加者アンケートを拝見したいと思います。
この英語の発表を聞いて驚いたのはもちろん中学生たちですが
それ以上に準備に当たっている名農生や先生方も興味津々だったと思います。
なぜなら環境班が国際大会に出るという話は風の噂さで知っていると思いますが
いったい彼らが何の研究をしているのか誰も知りません。
それ以上に誰が環境班なのかすら、ほとんどの人は知らないはずです。
なぜなら結成してから1年半、校内で一度も発表したことがないのです。
派手派手、先生方を巻き込んでいつも大立ち回りを演じてきたフローラとは正反対。
フローラの血を引くとはいえ、まったく芸風が違うのです。
そんな地味な役を演じてきた彼らに突然スポットライトが当たったのですから
ハンターズのメンバーはどう振る舞えば良いのか戸惑うばかりです。
しかし学校にとって大事な体験入学の舞台を
国際大会のためのウォーミングアップと捉えてこなすハンターズは意外としたたか。
5分の発表を終えると拍手の中、また風のように立ち去りました。