先日、環境班のもとに小冊子が何冊か届きました。
中を開くと、環境班の歩みが10頁近いボリュウムで記載されています。
そういえば今年初めに執筆依頼があり、それに応えて書いたのを思い出しました。
こちらが書いた時はパソコンで打った文字だけの原稿でしたが
編集者がたくさんの写真を挿入してくれたので
まるで初めて見るような誌面になっていました。
書かれているのは、園芸科学科草花班として誕生したチームフローラフォトニクスが
途中で環境班と名を変え、環境システム科に移籍した話。
さらに2019年春にフローラが解散し、
その後継者としてトレジャーハンターズが誕生した話。
またフローラからトレジャーハンターズへの橋渡しを
バブルボーイズが果たした話などを
彼らの10数年に渡る研究成果を交えながら紹介しています。
カラー写真で紹介されているのは白いリンゴ。
フローラの出発点となったこの研究はどうしても欠かせません。
そういえば先月、イベントで白いリンゴを皆さんに振る舞いたいので
白いリンゴを売ってくれないかという問い合わせがありました。
今の時期にリンゴがあると思っていることから県外の方だと思いますが
さすがにそれは無理。でも今もこのように問い合わせが尽きない
フローラ史上、最もインパクトのある商品開発でした。
この原稿は10数年、50名以上ものチェレンジャーへ感謝を込めて書いたものですが
極めてマイナーな本。発行されたのはいいものの
いったいどこに行けば読めるのでしょう。