ここは生物生産科の本拠地である第3農場。名農の野菜圃場です。
このところハンターズはよく足を運んでいます。
というのはハンターズが昨年から研究している土壌流出抑制技術。
三和土を応用して作った小さなブーメラン状の堤で流出を防ぎます。
実験では手応えを感じているため、あとは圃場での試験。
しかし畑は平らな場所に作るのが普通で、
そう簡単に土壌流出が起きそうな斜面の圃場は見つかりません。
ところがご覧の通り、発見しました。
実は第3農場は起伏の激しい農場。
かなりの斜面ですが栽培されているのです。
幸いここにはまだ植え付けられていないようで、実験にはぴったり。
そこで農場の先生方に伺ってみると許可がおりました。
とはいっても今月下旬には播種作業があるとのこと。
今月中に急いで設置する必要があります。
でも今はできません。なぜならこのところ雨が多く
圃場はたっぷり水を含んでいるのです。
では雨が上がったら作業したらという方がいますが、それは無理。
圃場が濡れていると足跡がつき
せっかく柔らかくした畑を壊してしまうのです。
さらに設置する予定のブーメランもいまだに固まりません。
したがってせっかく許可が下りたのですが、お預け状態。
いつになったら畑に入れるか不安ですが、こればっかりはお天道様次第。
待つしかありません。ところで農場は、この畑に何を播くつもりかわかりますか。
答えはソバ。手打ちそばでもするつもりでしょうか?